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[ 鈴木志郎康映像個展 ]


鈴木志郎康作品『枯れ山搦めて』   


(39分)1987年 16ミリフィルム カラー




『枯れ山搦めて』の紹介


 この作品は、枯れ枝に芽が出ているのを見つけて、「枯れ山は実は芽で被われているのだ」と気が付いたところから始まった。個数は、1、2、3、4と増えて行くが、四つ以上の物が集まっていると、もう多数というふうに見えてしまう、物の数の見え方を軸に展開していく。植物の息吹に生命を感じるというのを、若い三人の女性に出演して貰って、その雰囲気を出した。音楽は、アラビアの民族音楽を借りた。制作1987年。作者、52歳。



 真冬の最中、あじさいの芽が出ている

 気温、気圧、湿度の女神たちというところ

 冬祭りの四人の舞。弱った太陽を
元気づけて、豊作を祈願する

 古い映写機

 増殖のイメージ

 水が命の源

 庭に春風が吹いて

 四月になると、もう幼い若葉になる



撮影・構成・編集:鈴木志郎康
撮影協力:津嘉山誠>

登場する人たち:金子千佳さん、渡辺淑子さん、山内靖子さん、その他の人たち

使用カメラ

BOLEX R16

  BOLEX EL


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