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[ 鈴木志郎康映像個展 ]
鈴木志郎康作品『景色を過ぎて』
(80分)1976年 16ミリフィルム カラー
『景色を過ぎて』の紹介
わたし(鈴木志郎康)は1961年から1977年まで16ミリフィルムのカメラマンとしてNHKに勤めていた。テレビ局の16ミリカメラマンというのは、テレビカメラが人間が担いで持ち歩けるようなものでなったので、ニュース取材や番組のロケーションでの撮影を担当した。わたしは、特に農村番組や青少年番組のロケで、国内のいろいろなところに行った。1976年に50フィートマガジンを使う16ミリのアマチュア用のカメラを手にれてから、それをロケの時持ち歩いて、番組の撮影の合間に、全く個人的で視点で行った先の風景などを撮った。もちろん、個人的に旅行したりした時も撮影した。そうしているうちに、自分が触れた風景とはいったいどういう意味を持つものなのか、ということを考えるようになった。そして、そうして通り過ぎた風景と住んでいる団地の部屋の窓の変わらぬ眺めとが際だって対照的であることに気が付いた。この作品は、そういう考えの経緯を語るものになっている。制作、1976年。作者、41歳。
京都三条寺町の古道具屋
田辺美沙さんと麻理さん
小樽で、岩佐寿弥監督作品『眠れ密』のロケ、
佐々木幹郎さん、岩佐監督、吉行和子さん
石垣島にロケに行く途中、那覇で
「キネマ旬報」の取材で東北へ
小泊中央劇場
風景画について考える
千葉で牛を撮影
新潟五泉市で孤独な田植えを撮る
撮影・構成・編集:鈴木志郎康
音楽:谷田部純と薔薇卍
録音:石川早人
登場する人たち:鈴木麻理さん、草多、田辺美沙さん、石黒賢司さん、真理さん、エイスケ君、やべみつのりさん、正津勉さん、佐々木幹郎さん、清水哲男さん、岩佐寿弥さん、吉行和子さん、石井くに子さん、岸辺シローさん、田村カメラマン、五泉市の神田さんと近所の人たち、吉田成巳さん、その他の人たち
使用カメラ
Bell&Howell 16mm MAGAZIN CAMERA 200
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