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[ 鈴木志郎康映像個展 ]


鈴木志郎康作品『野辺逃れ』


(20分)1993年 16ミリフィルム カラー




『野辺逃れ』の紹介


 水仙の球根を買ってきて、芽が伸びて、花が咲くまでをコマ撮りで撮影した。その生命力にはいつもことながら驚く。人間は、観念の中に生命を延ばして行く。18世紀フランスの謎の建築家LEQUEU、彼は性器にこだわり、その構造を建築に持ち込もうとしたという。観念と物。この作品は、その関係を「奇妙に」結びつけてみた。音楽は、YAMAHA RY30で作る。制作1985年。作者、58歳。



 水仙の球根を買ってくる

 コマ撮りして、花が咲く

 18世紀フランスの謎の建築家LEQUEUの画集

 LEQUEUが描いた女性性器

 LEQUEUが設計した建築物

 多摩川上流の渓流の石



撮影・構成・編集:鈴木志郎康
撮影協力:上岡文枝
登場する人たち:鈴木麻理

使用カメラ

BOLEX R16

BEAULIEU R16


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