伊藤聚の書棚
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伊藤聚WEB詩抄
伊藤聚さん、詩誌「NEW感情」より
Photo by K.Hosino
伊藤聚(いとうあつむ)さんは、1999年1月6日に脳内出血のために永眠されました。伊藤聚さんとは、わたし、このWebページ制作者は「へちまぐれ」という8ミリフィルムの会をやったり、「壱拾壱」とか「飾粽」とかという詩の同人誌を一緒にやったりしてました。伊藤聚さんは、わたしと同じ年の1935年に、東京・阿佐ヶ谷で生まれ、太平洋戦争当時、浜松に疎開して、戦後、詩人の小長谷清美さんや小説家の三木卓さんと小学校から高校までクラスメートでした。
早稲田大学文学部独文科卒業。詩集に『世界の終わりのまえに』(1970・思潮社)『気球乗りの庭』(1976・百鬼界)『目盛りある日』(1982・れんが書房新社)『羽根の上を歩く』(1985・書肆山田)『ZZZ・・・世界の終わりのあとで』(1991・書肆山田)『公会堂の階段に坐って』(1997・書肆山田)があります。
最近は、藤井貞和さん、井上弘治さん、中村えつこさんたちの詩誌「NEW感情」に入って詩作を続けていました。その「NEW感情」から旧「飾粽」の同人の協力で「別冊伊藤聚特集号」を出そうという話が進んでいます。
この「伊藤聚WEB詩抄」は、わたしが上記の六冊の詩集の中から適宜に選んだ詩を掲載します。次号の「るしおる」で伊藤聚の詩について小論を書きましたので、いずれこのページにリンクしたいと思います。
伊藤聚Web詩抄・目次
『るしおる』36号 エキスパンドブック版抜粋で、
鈴木志郎康:「ラジカリズムの貫徹─伊藤聚小論」
をはじめ、三木 卓さんの「弔辞 故伊藤聚君へ」、小長谷 清実さんの追悼文「アツムさんに、あせって挨拶」、清水 哲男さんの追悼文「 蛍の頭8」を読むことができます。
渡辺 洋:詩の電子図書室 別館6・伊藤聚さんの「世界の終り」を読む
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