書棚から書棚へ (誰かを何かを追って) 疑りぶかい目を走らせ、 この店からあの店ヘ (誰かに何かに追われるように) 落ちつきなく移って行く、 この町を歩くとき (追いつ追われつ) わたしは明智小五郎だ そして怪人二十面相なのだ 押しつ押されつ これはドリトル先生にでてくる 奇妙な動物、 同行のひとが あきあきした声で咳く 土曜の昼さがり ここは神田神保町
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